
ポイント3行
- 2026年2月のリブランドで「オーバーウォッチ2」は「オーバーウォッチ」に名称変更、UIも全面刷新されて10年間で最大のアップデートが実施された
- 基本プレイ完全無料・全ヒーロー即使用可能・全プラットフォームでクロスプレイ対応と、新規プレイヤーが始めやすい環境が整っている
- ランクマッチの解放条件も「50勝→20勝」に大幅緩和され、初心者でも早い段階で対戦の本番に挑戦できるようになった
そもそもオーバーウォッチって何?
オーバーウォッチは、Blizzard Entertainmentが開発・運営するチーム対戦型のヒーローシューターだ。2016年に初代が発売され、2022年に「オーバーウォッチ2」としてリニューアル。そして2026年2月、「2」の名前を外して再び「オーバーウォッチ」として再出発した。
5人1チームで戦う対戦型のFPSで、それぞれが個性的なスキルを持つ「ヒーロー」を選んで戦うのが最大の特徴。タンク(盾役)、ダメージ(攻撃役)、サポート(回復役)の3つのロールに分かれていて、チーム構成を考えながら戦う奥深さがある。
現在のヒーロー総数はシーズン2で実装された「シエラ」を含めて51体。2026年だけで合計10体もの新ヒーローが追加される計画で、シーズン1では一気に5体が同時実装された。Steam同時接続プレイヤー数はリブランド初日となる2026年2月10日に過去最高の165,651人を記録しており、2023年のSteam版リリース時の75,608人を一気に2倍以上更新した。いま最も勢いのあるヒーローシューターのひとつと言っていいだろう。
2026年のリブランドで何が変わったのか
なぜ「2」を外したのか
2026年2月5日(日本時間)の「Overwatch Spotlight 2026」で、ゲームディレクターのアーロン・ケラーが「オーバーウォッチ2」から「オーバーウォッチ」への名称変更を発表した。
この決断の背景には、オーバーウォッチを「永遠に進化し続けるゲーム(フォーエバーゲーム)」として位置づけたいという意図がある。League of Legendsなどの大型タイトルと同じように、ナンバリングではなくシーズン制で長期運営していくという宣言だ。
2026年2月11日(日本時間)のパッチで正式に適用され、シーズン番号もリセット。新たな「シーズン1:タロンの支配」が幕を開けた。年間を通じたストーリーアーク「タロンの支配」では、シーズン1〜6を通してゲーム内イベント・シネマティック・コミックなどを通じてオーバーウォッチとタロンの全面戦争が描かれる。年明けにシーズン7ではなく新たなシーズン1が始まるため、今後はナンバリングが「年×シーズン」で連続的に増えることはない。
大きく変わった3つの柱
リブランドは名称変更だけではない。読者が一番気になりやすい順に変化を3つにまとめると以下の通り。
- メインメニューが全面刷新 された。「フランチャイズ史上最大のメニューリデザイン」とBlizzardが称するレベルで、サイドバー型からトップバー型ナビゲーションに変わり、画面中央には選択中のヒーローの3Dモデルが表示される
- シーズン1で新ヒーローが5体同時実装 された。タロンとオーバーウォッチの陣営構造を一気に拡張する大型実装で、ストーリーアークと連動した進行になっている
- シーズン1全体を巻き込む征服(コンクエスト)イベント が開催された。プレイヤーがタロン陣営とオーバーウォッチ陣営のいずれかを選んで貢献度を競う、5週間の陣営戦争モード
それぞれの細かい仕様は後のセクションで深掘りしていく。
ゲームの始め方:完全無料で全プラットフォーム対応
ダウンロードとインストール
オーバーウォッチは完全無料 でプレイできる。課金要素はスキンやエモートなどの見た目に関するものだけで、課金で強くなるような要素は一切ない。
ダウンロード方法はプラットフォームによって異なるが、基本的にはストアで「オーバーウォッチ」と検索すればすぐ見つかる。
| プラットフォーム | ダウンロード方法 | 備考 |
|---|---|---|
| PC(Battle.net) | Blizzard公式サイトからBattle.netをインストール → アプリ内でオーバーウォッチを選択 | 容量は約50GB |
| PC(Steam) | Steamストアで「オーバーウォッチ」を検索 → 「無料でプレイ」をクリック | Battle.netアカウントとの連携が必要 |
| PlayStation 4/5 | PlayStation Storeから無料ダウンロード | PSNアカウントとBattle.netの連携が必要 |
| Xbox One/Series X | S | Microsoft Storeから無料ダウンロード |
| Nintendo Switch | ニンテンドーeショップから無料ダウンロード | Switch 2版はシーズン2で配信予定 |
どのプラットフォームでもBattle.netアカウントの作成が必須 になる。メールアドレスのほか、GoogleアカウントやFacebook、Appleアカウントでも登録できる。ひとつ注意してほしいのが、SMS認証(電話番号の登録)が必要 なこと。1つの電話番号で1アカウントしか作れず、プリペイド携帯は使えるがVoIPやWi-Fi通話の番号は使えない。
ゲーム内で表示される名前(バトルタグ)は最初に設定するが、1回目の変更は無料、2回目以降は有料(約1,130円)なので最初にちゃんと考えておくといい。
クロスプレイとクロスプログレッション
オーバーウォッチは全プラットフォーム間でクロスプレイに対応 している。つまり、PC・PlayStation・Xbox・Switchのフレンドと一緒に遊べる。
ただし、いくつか制限がある。クイックプレイやアーケードなどのカジュアルモードでは自由にクロスプレイができるが、ライバル・プレイ(ランクマッチ)ではPC同士・コンソール同士でしかマッチングしない 。コンソールプレイヤーがPCのフレンドとグループを組んだ場合はPCプールに入ることになり、コンソール側のエイムアシストが無効化 される。
スキンや実績などの進行状況はBattle.netアカウントを通じて全プラットフォームで同期されるので、別のハードに乗り換えてもゼロからやり直しになることはない。
基本プレイ無料の仕組みと課金要素
オーバーウォッチの収益モデルは大きく「バトルパス」と「ゲーム内ショップ」の2本柱だ。
バトルパス
シーズンごとに新しいバトルパスが用意される。無料トラックとプレミアムトラック(1,000オーバーウォッチコイン/約1,340円)があり、プレミアムを購入すると全80ティア分の報酬が解放される。さらにその先のプレスティージティア(200まで)もあり、やり込み要素も十分だ。
無料トラックだけでも毎シーズン最大600オーバーウォッチコイン がもらえる。つまり、約2シーズンの無課金プレイでプレミアムバトルパス1回分のコインが貯まる計算になる。コツコツ遊んでいれば実質無料でプレミアムを手に入れられるわけだ。
グループでプレイするとXPが20%ブースト されるので、フレンドと一緒に遊ぶのが効率的。バトルパスはシーズン終了と同時に期限切れになるので、取り逃しには注意しよう。
ルートボックスの復活
シーズン15(2025年2月18日リリース)からルートボックスが復活 した。週ごとに獲得でき、勝利数を稼ぐと最大10個まで貰える。ルートボックスの中身はスキンやボイスラインなどのコスメティックアイテムで、レア以上が必ず1個・5個ごとにエピック以上・20個ごとにレジェンダリーが必ず出る天井システムが用意されている。さらにフリーバトルパスからレジェンダリー1個、プレミアムバトルパスから追加2個も配布される。
ショップ
ゲーム内ショップは「注目」「あなたへのおすすめ」「シーズナルショップ」「神話ショップ」「eスポーツショップ」「マクシミリアンの金庫」といったカテゴリに分かれている。レジェンダリースキンのショップ価格は通常1,900コイン(約2,500円相当)。
ゲーム内通貨は全部で4種類ある。
| 通貨名 | 用途 | 入手方法 |
|---|---|---|
| オーバーウォッチコイン(金色) | ショップでの購入全般 | 課金またはバトルパス報酬 |
| レガシークレジット(銀色) | 旧アイテムの購入 | OW1からの変換のみ(課金不可) |
| ミシックプリズム | ミシックスキンの解放・カスタマイズ | バトルパス報酬(1シーズンで約80個) |
| ライバルポイント | 武器バリアントの購入 | ライバル・プレイ勝利で15pt、引き分けで5pt |
ヒーロー51体から自分の相棒を見つける
チュートリアル:ソルジャー76で基本を学ぶ
オーバーウォッチを初めて起動すると、自動的にチュートリアルが始まる。スキップもできるが、FPSに慣れていない人はまず一通りやっておくことをおすすめする(あとから「プレイ → トレーニング → チュートリアル」で再挑戦も可能)。
チュートリアルの舞台は「オーバーウォッチ基地18番格納庫」。プレイヤーはソルジャー76というヒーローを操作し、AIアシスタントのアテナの案内のもとで以下の基本操作を学ぶ。
- 移動・カメラ操作・ジャンプ
- スプリント(ダッシュ)の使い方(これはソルジャー76固有のスキルで、全ヒーロー共通ではない)
- 射撃の基本、訓練用ボット10体の撃破
- アビリティの使い方(バイオティック・フィールドで回復)
- アルティメットアビリティ(タクティカル・バイザー)の発動
- 拠点の確認と占領のルール
格納庫から訓練エリアを進み、最後にロケット発射台エリアの拠点を占領すればチュートリアル完了。トレーサーもNPCとして登場するので、世界観の雰囲気も掴めるだろう。
チュートリアルだけでは足りない
正直なところ、このチュートリアルだけではゲームの全体像を把握するのは難しい。ソルジャー76は銃を撃って走って回復するだけのシンプルなヒーローなので、チュートリアルで学べるのはあくまで「FPSとしての基本操作」に過ぎない。
チュートリアルが終わったら、練習場(プラクティスレンジ)に行っていろんなヒーローを試してみること を強く推奨する。例えばタンクのラインハルトなら巨大な盾を構えてチームを守る戦い方になるし、サポートのマーシーなら味方を回復・強化するのがメインの仕事になる。ソルジャー76とはまるで別ゲーのような操作感のヒーローがたくさんいるので、自分に合ったヒーローを見つけることが上達への第一歩だ。
ヒーローのアンロック制限は完全撤廃
以前はヒーローが段階的にアンロックされる仕組みだった。新規プレイヤーは最初に13体しか使えず、残りは100〜150試合ほどプレイしてようやく全員が解放されるという、なかなか厳しい制度だったのだ。
この制限は段階的に緩和されてきたが、2025年8月26日のシーズン18で完全に撤廃された 。現在は新規プレイヤーでもゲーム開始直後から全ヒーローが使い放題 だ。気になるヒーローがいたら、すぐに練習場で試せるようになったので、始めるなら今がチャンスと言える。
ランクマッチ解放:シーズン18で50勝から20勝に緩和
解放条件
オーバーウォッチの本番とも言えるライバル・プレイ(ランクマッチ)に参加するには、以下の条件を満たす必要がある。
- チュートリアルを完了する
- アンランクモード(クイックプレイなど)で合計20勝 する
以前は50勝が必要だったが、2025年8月26日のシーズン18で20勝に引き下げられた 。20勝と聞くと多く感じるかもしれないが、クイックプレイは1試合10〜15分程度なので、毎日数試合ずつ遊んでいれば1〜2週間ほどでクリアできるだろう。
ちなみに、オーバーウォッチ1を2021年6月以前に所有していてBattle.netアカウントを連携済みのプレイヤーは、この条件なしですぐにライバル・プレイに参加できる。
ランクマッチ解放前に遊べるモード
20勝するまでの間も遊べるモードはたくさんある。
クイックプレイ がメインで、「ロールキュー」(タンク1・ダメージ2・サポート2の5対5)と「オープンキュー」(自由編成、6対6も対応)の2種類がある。初心者はロールキューから始めるのがおすすめだ。チーム構成が自動的にバランスよくなるので、役割をひとつに絞って練習できる。
ほかにもアーケード (ミステリーヒーローズやデスマッチなど日替わりで変わるカジュアルモード)、スタジアム (シーズン16で追加されたドラフト&アイテムビルド型のBO7モード)、カスタムゲーム (自由にルールを設定して遊べるモード)、AI対戦 なども利用可能だ。
ランクシステムの仕組み
ライバル・プレイが解放されたら、まず10回のプレースメントマッチ をプレイして初期ランクが決まる(ロールキューの場合はタンク・ダメージ・サポートそれぞれ10試合ずつ)。
ランクは低い方から順にブロンズ → シルバー → ゴールド → プラチナ → ダイヤモンド → マスター → グランドマスター → チャンピオンの8段階 。さらにその上にリージョン(地域)ごとの上位500位 がある。各ランクにはディビジョンが5つ(5が最低、1が最高)あり、例えば「ゴールド3」のように表示される。
2025年シーズン17のBlizzard公式データによると、プレイヤーの分布はゴールドが31.7%、プラチナが34.9%で、全体の3分の2以上がこの2つのランクに集中している。初めてのプレースメントでゴールドやシルバーに配置されても、それはまったく普通のことなので安心してほしい。
| ランク | プレイヤー割合 |
|---|---|
| ブロンズ | 2.4% |
| シルバー | 12.6% |
| ゴールド | 31.7% |
| プラチナ | 34.9% |
| ダイヤモンド | 14.9% |
| マスター | 3.2% |
| グランドマスター+チャンピオン | 0.3% |
ヒーロー別スキルレーティング(SR)
シーズン18から導入された新機能。各ヒーローごとに5回のプレースメントをこなすと、そのヒーロー専用のスキルレーティング(0〜5,000)が表示される。
これはマッチメイキングには一切使われない、あくまで自分の得意ヒーローを客観的に見るための指標 だ。「なんとなくこのヒーロー得意かも」と思っていたのが数字で確認できるようになるので、ヒーロー選びの参考になる。
グループのランク制限
フレンドと一緒にライバル・プレイをやるとき、ランク差が大きすぎるとグループが組めない場合がある。
| ランク帯 | グループ参加条件 |
|---|---|
| ブロンズ〜ダイヤモンド | スキルティア2段階差以内 |
| マスター | 1段階差以内 |
| グランドマスター | ディビジョン3差以内 |
| チャンピオン | ソロまたはデュオのみ |
大きなランク差があっても「ワイドグループ」システムで遊ぶこと自体は可能だが、マッチング時間が長くなったりランクの進捗が減ったりするデメリットがある。
リブランド後の最新UI:10年間で最大の全面刷新
新メインメニューの構成
Blizzardが「フランチャイズ史上最大のメニューリデザイン」と称する大規模なUI刷新が行われた。以前のサイドバー型からトップバー型ナビゲーション に変わり、VALORANTやApex Legendsに近いレイアウトになっている。
画面中央にはプレイヤーが選択したヒーローの3Dモデルが表示される「3Dヒーローロビー」がある。シーズン4からはグループメンバー全員のヒーローが並ぶ予定とのことで、ますます賑やかになりそうだ。
メインメニューの主要ボタンは以下のとおり。
メインボタン(大きいボタン):
- プレイ — モード選択画面へ。Blizzardいわく「最大の変化はプレイボタンが画面上部に移動したこと」。最もよく使うボタンなので位置が変わると最初は戸惑うかもしれない
- ヒーロー — ヒーローギャラリー。各ヒーローのスキンやエモートなどを管理する画面
- ショップ — ゲーム内ストア
- バトルパス — 現シーズンのバトルパス画面
- イベントボタン — 限定イベント開催中のみ表示(オレンジ色)
サブボタン(小さいボタン):
- プログレッション — キャリアプロフィール。自分の戦績やヒーローレベルを確認
- チャレンジ — デイリー・ウィークリーなどの各種チャレンジ
- ソーシャル — フレンドリスト、グループ管理
- マクシミリアンの金庫 — よくプレイするヒーローの限定割引が表示されるショップ
新しく追加された通知ハブ も便利で、ゲームアップデートや開発者メッセージ、新アイテムの入荷などが一か所にまとまっている。以前はイベントが始まるたびに別ページに飛ぶ必要があったが、今はメイン画面の下部にカルーセル(スライド)形式で表示されるようになった。
プレイモードの一覧
プレイボタンを押すと、以下のモードが選べる。
アンランク(カジュアル):
- クイックプレイ・ロールキュー(1タンク・2ダメージ・2サポートの5対5)
- クイックプレイ・オープンキュー(自由編成、6対6にも対応)
- ミステリーヒーローズ(ランダムでヒーローが決まる)
- デスマッチ(個人戦)
ライバル・プレイ(ランクマッチ):
- ロールキュー(1-2-2編成)
- 6対6オープンキュー
アーケード: 日替わりでモードが入れ替わるカジュアルモード。ノーリミット、ミステリーヒーローズ、アサルト(初代オーバーウォッチの復刻モード)が常設で、低重力やキャプチャー・ザ・フラッグなどがローテーションで登場する。
スタジアム: ドラフト・アイテム・パワーを駆使して戦うBO7形式の特殊モード。専用マップもあり、通常の対戦とはまた違った戦略性を楽しめる。
カスタムゲーム: プレイヤーが自由にルールを設定して遊べるモード。「人気」「トレンド」タグの付いた注目モードが週替わりで表示されるので、変わったルールで遊びたいときにチェックしてみるといい。
コスメティックの種類
ヒーローギャラリーでは、各ヒーローに用意されたコスメティックを確認・装備できる。種類は以下のとおり。
- スキン (コモン・レア・エピック・レジェンダリー・ミシック)
- エモート (キャラクターのアクション)
- 勝利ポーズ (試合終了後の決めポーズ)
- ボイスライン
- スプレー (壁などに描けるイラスト)
- ハイライトイントロ (プレイ・オブ・ザ・ゲームの演出)
- 武器スキン
- 武器チャーム (銃にぶら下がるアクセサリー)
- スーベニア (試合中にアピールできるアイテム)
- プレイヤーアイコン・ネームカード・タイトル
最上位レアリティのミシックスキン は、カラー・武器モデル・専用ボイスラインまでカスタマイズできる豪華なスキン。バトルパスなどで獲得できるミシックプリズム(基本コスト50プリズム)で解放する仕組みだ。
ソーシャル機能
ソーシャル画面からフレンドリスト・最近のプレイヤー・グループ管理にアクセスできる。クロスプラットフォームでのグループ参加にも対応している。
リブランドで新設された**「ナイス」機能** は、試合中にヒーロー固有のボイスラインでチームメイトを称賛できるポジティブなコミュニケーションツール。テキストチャットやボイスチャットが苦手な人でも気軽にチームメイトへの感謝を伝えられる。
一方で、初代オーバーウォッチにあったLFG(チームメイト募集)機能は2022年のOW2ローンチ時に削除されたまま復活していない。チームを組みたい場合はフレンドリストやSNSで声をかける必要がある。
初心者向けおすすめ設定
設定画面はビデオ・グラフィック品質・ゲームプレイ・操作・ヒーロー&HUD・オーディオ・アクセシビリティ・ソーシャルのタブに分かれている。初心者が最初にいじっておきたい設定をまとめておこう。
| 設定項目 | おすすめ値 | 理由 |
|---|---|---|
| グラフィック品質 | 低 | フレームレートと敵の視認性が向上する |
| 視野角(FOV) | 103(最大値) | 画面端の敵も見えるようになる |
| HUD揺れ・カメラ揺れ | OFF / 低減 | 画面のブレが減って狙いやすくなる |
| NVIDIA REFLEX | 有効+ブースト | 入力遅延が減る(NVIDIA GPU搭載PCのみ) |
| 垂直同期 | OFF | 入力遅延の原因になるのでOFF推奨 |
| キルフィード表示 | ON | 誰が誰を倒したか把握できるようになる |
クロスヘア(照準)はヒーローごとに個別にカスタマイズできる。「操作 → ヒーロー&HUD → 照準 → 詳細設定」から変更可能だ。感度についてはVALORANTなどのタクティカルシューターと比べるとやや高めが標準的。最初は自分がやりやすい感度で始めて、少しずつ調整していくのがいいだろう。
初心者が押さえておきたい新システム
ロールのサブ分類
これまでタンク・ダメージ・サポートの3ロールだった分類が、さらに細かいサブロールに分かれた。
| ロール | サブロール |
|---|---|
| タンク | ストールワート / イニシエーター / ブルーザー |
| ダメージ | フランカー / リコン / シャープシューター / スペシャリスト |
| サポート | メディック / サバイバー / タクティシャン |
各サブロールには固有の持続能力(パッシブ)が付与される。例えばタンクの「ストールワート」はノックバック耐性40%・スロー耐性40%、「イニシエーター」は0.8秒以上空中にいると次の1秒間で75ライフ回復するといった具合で、同じタンクでもプレイスタイルが大きく変わる。従来のロール共通パッシブ(タンク全員が同じ効果を持つなど)は廃止されている。
パークシステム(試合中のヒーロー強化)
シーズン15で導入されたパークシステム は、初心者ガイドで必ず押さえておきたい要素だ。各ヒーローにはマイナー特典2種・メジャー特典2種 が用意されていて、試合中にレベルアップするタイミングで好きな方を選んで装備する。
- マイナー特典 :試合中盤、最初の経験値ノードに到達したタイミングで2択から選択
- メジャー特典 :試合後半、2つ目の経験値ノードに到達したタイミングで2択から選択
例えばラインハルトなら「アースシャッターの追加ダメージ」と「シールド最大HP+200」のような選択肢から好きな方を選ぶ、といった具合になる。同じヒーローでも特典の選び方で立ち回りが変わるので、相手構成を見ながら有利になりやすい方を取るのが基本だ。
選択画面はゲーム内で自動的に開くので、出てきたら2択を比較して決める。ピックアップしたい特典が普段から決まっている場合はキー設定で「優先パーク」を登録しておくこともできる。
ヒーローBAN
シーズン16から導入されたヒーローBAN も大きな変化だ。各チーム最大2体(合計4体)のヒーローを禁止できるシステムで、マップロード前の15秒間で投票して決まる。
ライバル・プレイで導入されており、相手に使われたくない強ヒーローを通したくない場合や、自分が使いたいヒーローを保護したい場合に活用できる。試合前から読み合いが始まる新しい要素だ。
スタジアムモード
シーズン16で同時に追加されたスタジアム は、ドラフト・アイテム・パワーを駆使して戦うBO7形式の特殊モード。試合中に獲得した「スタジアム・キャッシュ」を使って、武器庫で固有のアイテムやパワーアップを購入して自分のヒーローを強化していく。
通常の対戦よりMOBA的な構築要素が強く、シーズンを重ねるごとに対応ヒーローも追加されている。シーズン2時点ではすべてのロールから複数のヒーローがプレイ可能で、ジェットパック・キャットはこのスタジアム経由でミッドシーズンに本格参戦予定とアナウンスされている。
シーズン1〜2の新ヒーロー6体ざっくり紹介
2026年は年間10体の新ヒーロー追加計画があり、シーズン1ですでに5体が同時実装、シーズン2でさらにシエラが追加された。簡単に紹介する。
| ヒーロー名 | ロール | 所属 | 特徴・背景 |
|---|---|---|---|
| ドミナ | タンク | タロン | ビーム兵器とノックバックで距離を保つ、遠距離型タンク。盾はセグメント式で個別に破壊される独特な仕様 |
| エムレ | ダメージ | タロン | 元オーバーウォッチの兵士。バースト射撃ライフルと跳弾するグレネードでバーストを取る機動型アタッカー |
| ミズキ | サポート | タロン | 京都の武家・ハシモト一族の一員。回復オーラと遠距離投擲ブレード、そして味方間を跳ねながら回復する笠ハットが特徴的 |
| アンラン | ダメージ | オーバーウォッチ | ウーヤンの姉。中国・武星大学火炎学院の首席卒業生で、炎を操る火力型。アルティメットで自己復活が可能 |
| ジェットパック・キャット | サポート | オーバーウォッチ | ジェットパックを背負った猫。テザーで味方を空中に運んだり、アルティメットでは敵にも繋いで連れ回せる |
| シエラ | ダメージ | オーバーウォッチ | シーズン2追加の51番目のヒーロー。ヘリックス・ライフルとドローン「ドロシー」を組み合わせて戦う精密射撃型 |
特に注目したいのが、アンランとウーヤンの兄妹ストーリー や、ミズキが所属するハシモト一族 がタロンと結びついている設定など、シーズン1〜6で展開する「タロンの支配」のストーリーアークと深く絡んでいる点だ。プレイしながら世界観を追えるので、対戦ゲームでありながら物語の濃さも楽しめる。
年間ストーリーアーク「タロンの支配」
2026年はシーズン1〜6を通じて「タロンの支配」という年間ストーリーが展開される。シーズン1ではメタイベント「征服(コンクエスト)」として、プレイヤーがオーバーウォッチかタロンのどちらかの陣営を選び、5週間にわたる陣営戦争に参加できる。
ミッションをこなして陣営に貢献すると限定コスメティックやタイトルが手に入り、片方の陣営のトラックを終えたらもう一方にも参加できるので、両サイドのストーリーを楽しめる仕組みだ。
まとめ4行
- オーバーウォッチは2026年のリブランドで「フォーエバーゲーム」として再出発し、新ヒーロー5体同時実装・UI全面刷新・年間ストーリーアークなど過去最大規模のアップデートが行われた
- 基本プレイ完全無料で全ヒーロー即使用可能、ランクマッチ解放も20勝に緩和と、新規プレイヤーにとって最も始めやすいタイミングになっている
- パークシステム・ヒーローBAN・スタジアム・サブロールパッシブなどの新システムが揃ったので、まずはチュートリアルと練習場で慣れてからクイックプレイで20勝を目指そう
- ゴールド〜プラチナに全プレイヤーの66%以上が集中しているので、最初のランクを気にせず楽しむのが上達への近道だ